ゆきにゃんのクソゲーおもしろムービー情報です。
今回紹介するのは、 クソゲー帝王の名を欲しいがままにした、伝説のクソゲー「デスクリムゾン」です。
当時、「デス様」と敬意を込めて呼ばれた伝説のクソゲーの動画を、とくとご覧アレ。
とりあえず、つっこみどころが多すぎてキリがないです。
さすがはクソゲー帝王。
まず、最初に出てくるエコールのロゴ。
なんだかやたらと宗教チックな音楽と、なんか不気味な顔。
はっきりいって、子供が見たら泣きます。
通称、デスマスクロゴなんですけど、コレ、飛ばせません。
おまけに、ゲームオーバーになるたびに、ここまで戻されます。
しかも、このゲームは難易度が高いというか、初心者は瞬殺されるのが常識なので、必然的に何度も見させられることに。
そして、プレイヤーは狂気の世界へと連れ去られるのです。
そして、わけのわからないオープニング。
まず、主人公からしておかしいです。
本名・越前康介、コードネーム・コンバット越前。
コードネームに本名を入れてたら意味ないし。
無茶苦茶バレバレ、すぐに身元確認されます、コレじゃ。
ちなみに、デスクリムゾンが流行っていた当時は、HNに「コンバット」をつけるのが流行っていました。
当時は、「コンバット○○」という人がやたらとたくさんいた、おかしな時代でした。
そして、その次に表示されるのが、コンバット越前のおかしなモデリング。
ポリゴンがチャチなのはいいとしても、左右の足の長さが違うのはどうかと。
友人に「コンバット越前のコスプレしたい」とかバカなこといったら、「足の長さが違うのはどうするの?」と言われた記憶があります(;´Д`)
そのコンバット越前。
声がやたらと高くて違和感というか、棒読み具合が泣けてきます。
一応プロの声優さんらしいです(;´Д`)
「ダニー、グレッグ、生きてるかぁ?」
「ああ、なんとかなぁ!」
「上から来るぞ、気をつけろぉ!!」
そして、なぜか階段を登って上の方にいく越前たち。
上から来るのに、なんで上にいくんだ。
わけがわかりませんが、たぶん、せっかくだから上に行こうぜぇってことなのでしょう。
「こっちだぁ、越前!」
「なんだ、この階段はぁ!?」
言いながら、すでに階段降りてます。
「とにかく入ってみようぜぇ」
言いながら、もうとっくに入ってます。
口よりも先に体が動く人種らしい。
そして、謎の扉を前にする越前。
ここで、後に伝説となる台詞。
「せっかくだから、オレはこの赤の扉を選ぶぜ!」
何がどう「せっかくだから」なのか、さっぱりわからない。
そもそも、扉が全然赤くない。
この言葉は、ゲーム史に残る迷台詞となり、「せっかくだから」で検索すると、上位にはデスクリムゾン関係しか出てこないという状況を引き起こしました。
ちなみに、この現象は、発売から10年を過ぎた今でも続いています。
当時のクリムゾナーにとっては「せっかくだから」というのは、何かをするときの枕詞でした。
コアなファンは、掲示板に投稿するときは、「せっかくだから」だけを赤文字で表示させていました。
あと「○○です。」を「○○デス。」とするのも流行でした。
正直、読みにくいだけデス(;´Д`)
もちろん、10年たった今でも、何がせっかくだからなのかは、謎のままです。
で、「こうして越前はクリムゾンを手に入れた」わけなんですけど、何がどうしたのかさっぱりわかりません。
このムービーで理解できる人は絶対いません。
もう、オープニングムービーだけでどーしよーもないんですけど、ゲーム本編も大概です。
いざゲームをはじめてみて、「オプション」を選ぶと愕然とします。
ステレオとモノラルの切り替えしかない。
難易度設定とか、そんな甘っちょろいもんはありません。
男らしすぎ(;´Д`)
本編もまた、敵が急に出てきたりして意味不明です。
なんか白い民間人ぽいのをうつと「おーのー」とかいって、自分のライフが減ったりして意味不明です。
他にも、ムササビが出てきて、撃つと、そちらの反応も「おーのー」です。
なんで、ムササビが「おーのー」というのか。
ちなみに、こいつらを撃つとライフが減ることとかは、説明書には書いていません。
説明書に書いているのは、コンバット越前の好物が焼きビーフンとか、そんなどーでもいい情報ばっかです。
ちなみにこのプレイ動画、無茶苦茶上手いです。
一般人がはじめてやると、何が起こってるのかわからないまま瞬殺されます。
カーソルが超スピードで動いて、どこにあるのかわからなくなるのが普通。
そして、適当に打っても当たらなくて、ナニコレと思ってる間に終了。
ダメージを食らったときの無敵時間が無いので、3体にいっぺんに攻撃されると、一瞬でゲームオーバーです。
で、デスマスクを見せられると。
まさにクソゲー帝王です。
こんなデスクリムゾンですが、実は慣れればほどよい緊張感を味わいつつ、普通にクリアできます。
おまけに、スコアアタックがやたら熱かったりと、やり込めばきちんと面白いんですよね。
このあたりが、ただのクソゲーに終わらず、熱狂的ファンを獲得した理由でもあります。
なお、クリアしたときにスタッフロールが流れるのですが、そのスタッフの綴りが「STUFF」になっています。(正しくはSTAFF)
STUFFは、ゴミ、クズ、がらくたといった意味で、このゲームを象徴しているのでした。
なお、デスクリムゾンには続編のデスクリムゾン2が出ています。
続編が出ること事態が、もはや狂気。
そんなわけで、ネカマアイドルゆきは、デスクリムゾンを応援しています☆
「せっかくだから、俺はこの赤い扉を選ぶぜ!」
台詞の意味不明さと声優の演技がたまりません。
欲を言えば男仕様の照準調整も見たかったです。
デスクリムゾンOX なるアーケードゲームも存在する模様。
同人格闘ゲームのメルティブラッドがアーケードに進出する際、
「開発はデスクリムゾンのエコールソフトウェア」
として話題になったのも今となっては懐かしい話。
レジェンドのデス様のOPが拝めるとは、いい時代になりましたー。
コンバット越前、年齢詐称疑惑を持ったのですが。
あの高さはどう聞いても20歳すぎた男性の声じゃないですねw